遠州流茶道月刊茶道誌「遠州」9月号
表紙は「江戸の鳥たち」シリーズ。江戸時代の旗本で本草学者の毛利梅園『梅園禽譜(きんふ)』など、江戸時代のいくつかの鳥類図鑑から季節ごとの鳥を取り上げます。9月号はトキ。
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煎花は盛りに 月はくまなきをのみ 見るものかは 『徒然草』
(桜の花は満開のときだけ 月は雲の掛からぬ満月のときだけ 見るものでしょうか)
日本人の美意識に大きな影響を与えた徒然草の無常観はその後、村田珠光の「月も雲間のなきは嫌にて候。これ面白く候」に引き継がれ、不完全・不足の美は、侘び寂び思想の核となっていきます。
この美意識は遠州公の「満つれば欠くる」にもあらわされています。
「ミツカク」はこの 「満つれば欠くる 」を具象化した木型をつくりたいという小堀宗翔さんからの依頼からつくられたお菓子です。
上板を使わない「打出型」と呼ばれる木型から生み出されます。
和三盆工芸菓子 象東 〒203-0053東京都東久留米市本町1-4-29 電話:042-420-7104 FAX:042-420-7084
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