遠州流茶道月刊茶道誌「遠州」7月号
表紙は「江戸の鳥たち」シリーズ。江戸時代の旗本で本草学者の毛利梅園『梅園禽譜(きんふ)』など、江戸時代のいくつかの鳥類図鑑から季節ごとの鳥を取り上げます。7月号はサギ。
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松﨑高明氏に「宮廷装束の魅力」コラムをご担当いただきました。
大河ドラマ「麒麟がくる」で正親町(おおぎまち)天皇役をされた玉三郎さんの着付けをお手伝いされたご経験などから宮廷装束の魅力をご紹介いただけることになりました。
5月号は、「正親町天皇の御引直衣」。「御引直衣(おひきのうし)」は室町時代にはすでに天皇専用の装束とされていたとのこと。白小袖と長袴を着付け、その上から「長御単(ながおんひとえ)」、次の袷仕立てで白い衣である「長御衣(ながのおんぞ)」、さらにその上から「御袍(ごほう)」をお着せするそうです。
6月号は、「天皇陛下の御引直衣」。
今上陛下の即位礼に伴う一連の儀式のうち伊勢神宮の大嘗祭を行うことを報告するため天皇陛下が使者を派遣される「勅使発遣の儀」において天皇陛下がお召しになったのが御引直衣です。
7月号は、「皇后陛下の十二単」。
6月号と7月号では宮内庁より画像をご提供いただきました。御礼申し上げます。
皇后陛下の十二単は、正式には「御五衣・御唐衣・御裳」といい「女房装束」と総称されるそうです。
大変貴重な画像と松﨑氏の衣を一枚一枚重ねていくような詳細な解説。
あまのがは とわたるふねの かぢのはに おもふことをも かきつくるかな 朝露を集めて墨をすり、恋しい人への想いや願いを梶の葉にしたためる。天の川を渡る船の舵と掛け合わせた美しい歌です。
今月号から和三盆工芸菓子の象東さんに一年間、季節のお菓子をご担当いただきます。
和三盆工芸菓子 象東 〒203-0053東京都東久留米市本町1-4-29 電話:042-420-7104 FAX:042-420-7084
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