遠州流茶道月刊茶道誌「遠州」5月号
表紙は「江戸の鳥たち」シリーズ。江戸時代の旗本で本草学者の毛利梅園『梅園禽譜(きんふ)』など、江戸時代のいくつかの鳥類図鑑から季節ごとの鳥を取り上げます。5月号はホトトギス。
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『全唐詩』を出典とするこの語は、まさにこのコロナ禍でみなが願うような言葉です。南山とは唐の都である長安の郊外にそびえる終南山を指します。この南山が千古変わらぬ姿を保つように、あなたも長寿でいてくださいということです。
今回の金嶽和尚はものごとを見るときの視点の大切さについてお話されています。
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季節のお料理は懐石小室「鯉」。「江戸っ子は五月の鯉の吹き流し」とは、腹に一物もない江戸っ子の気風をたとえた川柳のことばです。風薫る季節に、鯉を召し上がるのはいかがでしょう。
お椀は、鯉を三枚におろしたあと骨切りをして葛打ちをし、それを油で揚げたのち、出汁でさっと炊いたものを椀盛りとしています。新蓴菜(じゅんさい)と花が落ちてすぐに実柚子で整えました。揚げることでくせがよい香りに変わり、なにもいわずにお出しすると鯉とは思われずに「おいしいけどなんの魚?」と聞かれることが多い椀だねです。もう一つは洗い。これも同じように骨をなるたけ短く切るように包丁を入れて洗いにしてみると、これはまたおいしいものです。辛子酢味噌に大葉や茗荷を刻んだものを加え、香り豊かに召し上がっていただけます。
懐石 小室 新宿区若宮町35-4 電話03-3235-3332
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