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遠州流茶道月刊茶道誌「遠州」2020年12月号

遠州流茶道月刊茶道誌「遠州」12月号。

表紙はイラストレーション群馬直美さん、シリーズ「見つけた実、ときどき葉や花」。今月は『ハクサンボク』です。

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宗家対談 小室光博×小堀宗実 

料理人であることの、いちばん重くて大事なこととは【後編】

季節のお料理で7月号から連載いただいている「懐石 小室」さん。宗実家元と懐石小室主人の対談の後編です。

「お家元のところにお邪魔しているときはお相伴の時間にどのお客さまよりも神経の入った料理の評価をいただくので、そこに私にとってものすごく教えがあります」。食材のついて、器についてと、お家元と小室さんそれぞれのこだわりどころについてのおはなしが続きます。

訪問記 釜師 根来琢三

火と溶解した鉄から形あるものをつくり出す、釜師という仕事

釜師の根来琢三さんを訪ねました。遠州流職方向栄会常任理事で茶釜制作の根来さん。根来鉄砲衆の末裔で、江戸時代、ご先祖は紀州和歌山徳川御三家のもとで鉄砲の仕事をしていたそう。鉄砲と釜、同じ鉄だか、つくるほうではなく「ぶっ放すほう」の人たち。

そういえばどことなく根来さん、肩膝立てて火縄銃を構えたら似合いそうな・・・

釜のつくり方には大きく3つある。ひとつめは鎌倉時代あたりから連綿とつづいている方法で惣型。ふたつめはシリコンゴムで型をつくるロウ型。みっつめは機械で大量生産の出来る籠め型。 もちろん根来さんは伝統の惣型で、 くわしい手順などは次号でご紹介します。

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