遠州流茶道月刊茶道誌「遠州」7月号。
表紙はイラストレーション群馬直美さん、シリーズ「見つけた実、ときどき葉や花」。今月は『エゴノキ』です。
先回よりさらに遡って戦後まもない昭和25年の遠州流茶道機関誌『篷の滴(とまのしずく)』から、先代、紅心宗慶宗匠の家元襲名の記事を抄録。同年3月に行われた護国寺での盛大な襲名披露茶会の様子や襲名に臨んだ宗慶宗匠の茶道にかける熱い想いなどが記録されています。
いまから70年前のいまとはだいぶ違う昭和の雰囲気を味わうこともできます。
今月号から「季節のお料理」を『懐石 小室』さんにご担当いただきます。その季節に一番おいしい食材を取り上げ2・3品ほどのお料理をご紹介いただけます。家では味わえない驚きと感動の一品!!!一年間、お届けいたします。
7月は鱧。京都では祇園祭、大阪では天神祭が行われます。これらのお祭りは別名「鱧祭」と呼ばれるほどこの季節西日本で鱧は欠かせません。『懐石 小室』さんが鱧を仕入れる産地とは・・・。
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志戸呂焼は一見、地味な焼物で畳に置けば自然な色合いが茶室に溶け込むようになじみます。しかし、ひとたび茶を点てれば茶の緑色を際立て花を生ければ花の美しさを引き立てるのです。
3月に窯出しをしたばかりの青嶋利陶氏にお話を伺いました。
髙橋箒庵の名著『大正名器鑑』。本誌でおなじみの小田宗達氏に『大正名器鑑』を解説する特別寄稿をいただきました。6月号と7月号で解説いただきます。
小田宗達氏の父、栄一氏は『大正名器鑑』「実見記」のうち、現在も美術館などで見る機会のあるものを厳選し、読みやすくした『大正名器鑑実見記』(淡交社)を編集・執筆していました。
小田宗達氏の小田商店が新たにお店を開きました。JR芦屋駅南側の茶屋之町です。店内には「利月庵」がもうけられ、道具の取合せの様子を実感することができます。
「利月庵」では月釜を行われます。次回は7月24日・8月22日です。是非お出かけください。
小田商店 兵庫県芦屋市茶屋之町8-16 0797-61-6200
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盆点法とは肩衡以外の文琳、大海などの名物茶入を方盆、または丸盆にのせて扱う点法で中興名物と大名物のふたつの扱い方があります。茶入れは基本的に両手あるいは茶道点(さどうだて)の扱いをします。今月は風炉の四畳半切盆点法「中興名物 丸盆の扱い」の上編です。
点法者は斎藤宗希さん。東京支部 大津宗瑛先生社中です。
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