茶の湯の一年は、霜月の炉開き、口切の茶に始まります。立冬を迎え寒さを覚える頃に炉が開かれ、茶壷の口の封印を切り、茶葉を挽き、お茶を点てます。まさに茶の湯の正月といわれるめでたいこの頃は又、紅葉の美しい季節でもあります。