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令和二年庚子歳 遠州流茶道カレンダー 宝船

紅心宗慶宗匠筆 宝舟絵賛 

長き夜の遠の眠りのみな目ざめ波乗り舟の音のよきかな

ながきよのとをのねぶりのみなめさめなみのりふねをとのよきかな

ながきよのとをのねぶりのみなめさめなみのりふねをとのよきかな(鈴木棠三著『ことば遊び』中公新書、昭和50年12月20日初版・昭和55年6月5日9版)長き夜のとをの眠(ねぶ)りの皆目覚め浪(なみ)乗り船の音のよき哉 (山田歳雄「言語遊戯と文字遊戯」平凡社版『国民百科事典』5<1977年5月15日諸般発行。1979年印刷>所収)(小学館『日本語大辞典[縮小版]』第8巻(昭和55年12月20日縮刷版第1版第1刷発行)

回文歌 初夢吉夢

初めから読んでもうしろから読んでも同じ音になる回文歌として有名な歌であり、正月2日の夜の初夢に、吉夢をみるために七福神の宝船の絵を枕の下に置く習慣があり特にその絵にあるこの歌を3度読んで寝ると吉夢になると信じられている。